ドラフト:市場価格決定において波動がなぜ発生するか

さて、広義の商品市場(株式を含む)において需要が供給を上回り値上がりが起こり、かつその値上がりを見越して需要が漸増する−いわゆるバブルを形成する−場合、それは平均線的には指数関数を描くが、実際にはそれに沿った形の波を描く。そしてある時の下落の波がそのまま「バブルの崩壊」として表れる。
何でなめらかな曲線ではなく波になるんだろう。
初期保有者の数と、どの程度上昇したら売却するかの人数比と、外部からの新規流入を組み合わせた数学的シュミレーションを行えば擬似的に表せるのだろうか?
直感的には「どの程度上昇したら売却するかの人数」が3次以上の関数になっていることに起因する気がする。つまり単純に上昇するにつれてこの人数が漸増するわけではなく、+10%や+20%や、単価1000円到達といった心理的区切りがあるところがピークになっていてその前後は谷になるという環境が複雑な波形を作り出しているのかなあと。
色々数式を書いてシュミレーションしてみますかね。