ちょっとした感動(哲祥)

自分は傲慢だった。こういう系統のブログでいいのなんかないと思ってた。
分かってること、過去に自分が考えたことしか、そこにはないと思ってた。
甘かった。
やけに心を打つBLOGがありました。
その中の一つ。

言葉の犠牲者
常識と感情が戦うと必ず感情が勝ってしまう。
それが人間という動物だから仕方のない事。

だからといってその感情をむやみに言葉にしないで欲しい。
君の口からでてくる言葉ひとつで人を活かすことも殺すこともできる。
人生を左右する事だって決して珍しい事じゃないんだ。
ちょっと喉に悪いけど言葉にする前にぐっと飲み込んで一呼吸。


間違っても言葉の犠牲者を作っちゃいけないよ。

……言葉は魔法だ。
口に出すだけで自分の手に届かないものを手元に動かすことができる。
座りながらにして口だけで家を建ててしまうことだってできる。
そう。人を使って。
簡単な魔法は簡単だ。「そこのコップを取ってください」と言えばいい。
難しい魔法はちょっと難しくなる。お金という補助アイテムがいるかもしれない。
でもそれだけあれば大丈夫。ほらいつのまにかそこに家ができている。
実は言語というのはおそろしく便利な魔法なのだ。
人の心を本当に喜ばせることは難しい。破壊することはたやすい。
何か言葉を口に出す前の数秒の思案の時間など、もったいなくはない。