個人的大ニュース (哲祥)

<体内時計>制御解明 不眠、うつ治療に道 理研など

 山之内製薬理化学研究所のグループは、体内時計として働く16個の遺伝子のうち、九つの遺伝子上の朝になると活性化する塩基配列が、体内時計を制御していることを突き止めた。体内時計の24時間のリズムが崩れて起こる不眠やうつ症状、時差ぼけの解消や治療に道を開く成果という。米科学誌「ネイチャージェネティクス」電子版に23日、掲載された。
 体内時計は時計遺伝子と呼ばれる16個の遺伝子が朝、昼、夜の時間帯に応じて働くが、仕組みはよく分かっていなかった。理化学研究所の上田泰己チームリーダーらはラットの細胞を使って、試験管内で体内リズムを測定できる実験系を作成し、16遺伝子の役割を調べた。
 その結果、朝に活性化する塩基配列が16遺伝子のうちの9遺伝子上に、昼に活性化する配列が7遺伝子上に、夜に活性化する配列が6遺伝子上に分散していることを突き止めた。
 次に、朝配列を不活性化させると、すべての時計遺伝子の機能が弱くなったが、夜配列の不活性化では夜に働く遺伝子のみが弱くなり、昼配列ではほとんど影響がなかった。上田さんは「体内時計の心臓部は朝配列にあり、この仕組みを解明すれば体内時計を自由に制御できるのではないか」と話している。【吉川学】
毎日新聞) - 1月24日3時4分更新

すっげー
これ http://www.cdb.riken.go.jp/jp/04_news/articles/041125_ueda_nikkei_prize.html とあわせるとなおすげー
これはもう、研究医になるならここに行くしか。 
 
※私信レス
そうですそれです