(らん)

なんだか腹の立つことはふつう情報の偏りが原因であるので、それを探るだけの忍耐があればどうってことなくおさまる。問題は相手もその忍耐ができるかと、相手にその忍耐をするだけの価値があるかということだと、僕は思うのですよ。
ほんとうはガー考えを言ってみても、結局衝突の裏にはどうでもいい誤解があっただけだったりして、相手だってそれを飲みこむまでにいやなことを散々言うので、それなら最初から黙ってる方がラクで、気持ちの面でも自分だけ真相が把握できてる錯覚が得られて、いいと思うのですが、そういうのはほんとうに失礼で、それをやられた相手も死んでるけど自分もまったくもって死んでると思うので、言いましてん。
まだ死にたくないんだよ。