18:ソフト・インフラ(哲祥)

提供するものは、物理的な製品でも、金融商品でもなく、純粋なサービスである。
個々人の資質に頼り、甘え、なんとなくリーダーな人がなんとなく指示を下す系統は破綻が近い。
スケールが拡大するたびに個々人の平均的パフォーマンスが低下している傾向が顕著である。
人的資源の配分とその設計、ソフト・インフラの整備を行わなければ、もはや次のステップにはのぼることができない。
ただしそれは手続き主義や単なるポスト設定【官僚主義】を意味するのではなく、個々人と、それにつながる全体のパフォーマンスを最大化するためのシステム構築の作業。
 
という話に関してのアドバイスを、世界トップクラスのバンクのシニアマネージャーであるT女史から頂けた僥倖。
みんなの思いが揃うと、見えない力が働くようになるような気がする。
水面下で動き始めるプロジェクト。