マニュアル考・2 by 哲祥

どうせ来年イベントのマニュアルを作ることになるのでいまから考えておかねばならない。
てか今まで多くのイベントを手がけてきたのに何で接客マニュアルだけは作ったことがほとんどないんだろう。ああ……いつも表ではない裏方(現場)の取り仕切りをしていたからか。配線や映像機器の使い方や接続上の注意やら様々な配置例・ノウハウを記したデータは膨大な量がある。 が、受付周りまでやってない。てか、そこは別部署がやっていた。
そっか。辛夷のときは係がやりかたを覚えるまでの数時間、タカシマ(兵庫)と一緒に受付でその場で見せて覚えさせて、その数時間で受付嬢・ボーイを作り上げたのだ。そして定期的に巡回して「挨拶の声が小せぇ!」とか喝を入れただけだったのだ。
てことは自分が全体運営もやりながら最前線で受付に立つというのは、DIDが初めてなのか。
じゃ、一からマニュアルを作らなければならないじゃないですか。頑張ろう。
 
でね。なんでマニュアルの話をしたかというとね。
たとえば「1.ご検討いただけましたでしょうか」「2.ご回答いたします」「3.ご質問です!」という3文があるじゃん。私は1は○問題ないと思って、2は△どうかなあと思うのです。3は×アウトですよね。本当に正しい敬語を適用するなら1△2×3×なんだけれど、でも多くの人は「ご回答いたします」を「丁寧」な言い方だと思ってしまっている現状がある。このあたりの極めてフィジーなところがすっげー困る。敬語が現在かなり流動的。マニュアル化するとこはここどうしてるんだろうかと思うわけですよ。
「何かご質問がございましたら、すぐご回答をしますのでお気軽にどうぞ。お手洗いでございますね。あちらになります。」
というすっげーファジーな敬語がまかり通ってたからな……。